小麦アレルギーでも安心して外食を!ガストのアレルゲンフリーお子様カレー徹底レポート

★グルテンフリーメニュー★おすすめの外食

小麦アレルギーを持つ子どもを連れて外食するのは、親にとってはいつもドキドキ。メニューが限られたり、調理器具の共用で混入リスクを考えたり…。そんな中でも、全国チェーンのガストが提供する“低アレルゲンメニュー”は、「安心感」と「楽しさ」を併せ持つ選択肢として注目を集めています。この記事では、ガストの低アレルゲン対応メニューを詳しく紹介し、実際に食べてみた感想や注意点も交えて、親子でガストを訪れる際の参考になる情報をまとめました。


① ガストの低アレルゲンメニューを紹介☺

まず押さえておきたいのは、ガスト(すかいらーくグループ)が公式に提供している「低アレルゲンメニュー」の構成です。ガストの公式サイトには、子ども用メニュー(キッズ)カテゴリに「低アレルゲン」区分が設けられており、特定原材料(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ)を使わずに考えられたメニューが複数掲載されています。

低アレルゲンハンバーグカレープレート(キッズ用)

このメニューは、カレーライスにハンバーグ、枝豆、ゼリー、ジュースなどをセットした「子どもランチ仕様」の一品です。
このセットのいいところは、子どもが好きな要素がまとめられている点:ご飯+カレーという主食部分の安心感、枝豆という子ども受けするアイテム、副菜やゼリー・ジュースまでつく点です。

低アレルゲンラッキーハンバーグカレーライス【おもちゃ付き】

こちらのメニューは、先ほどの「低アレルゲンハンバーグカレープレート」とほとんど同じ内容になってますが、違う点が①ゼリーがないこと、②おもちゃ(ガチャコイン)付きになっています。

お子様からしたら、ガストの店内にあるあのガチャガチャのコーナーってめっちゃ魅力的ですよね( ;∀;)

少しお値段は上がりますが、かわいいわが子のためにこちらのメニューを頼んであげるのもいいと思います!

低アレルゲンプリン(小学生以下の特別メニュー)

デザートには「低アレルゲンプリン」が用意してあります(^^)/

しっかり甘みがあって風味もばっちり!きいちゃんも大満足な一品です☺


② 食べてみた感想(小麦アレルギー・外食・ガスト)

さて、実際にガストの「低アレルゲンハンバーグカレープレート」を試してみた体験を基に、味・食感・満足感などをレビューしていきます。

オーダーから配膳まで

お店に入り、キッズメニューの中から「低アレルゲンハンバーグカレープレート」を注文。店員さんにアレルギーの旨を伝えると、対応表を見せてくれ、原材料の確認もしてもらえました。注文後、実食までは10分弱。ネコ型ロボットが料理を運んできてくれる店舗もあり、子どもはわくわくして待っていました。

配膳されたプレートは、アンパンマンのお皿で見た目も子どもの興味を引く構成。ご飯とカレーがメインに、ハンバーグ・枝豆・ゼリー・ジュースがバランスよく配置されていました。我が家が利用した店舗ではなかったですが、枝豆を子どもの安全性を考慮して、半分割して提供してくれる店舗があるらしいので、一度店員さんに確認してみてもいいかもです(^^♪

味・風味・食感

カレーソースは、辛さ控えめ・とろみ薄めで非常にマイルド。具材はあまり入っておらず、カレーそのものというより“カレー風味のソース”に近い印象を受けました。子どもにはちょうどよく、スプーンでご飯と混ぜながらぱくぱく進みました。元の辛さを抑えているので、大人が食べるなら「もう少しコクが欲しい」と感じるかもしれません。

ハンバーグは弾力のある触感で食べ応え抜群!カレーソースとの相性も良好でした。ゼリーはぶるんとした食感で、食後のお楽しみ感がありました。ジュースは缶ジュースで、ドリンクバーによる混入リスクを避ける配慮がなされています。すごいうれしいポイントですよね

全体的には「安心して選べる子ども用の食事」という点で高い満足感を感じました。とはいえ “専門店並みの味” と期待してはいけないものの、外食先で「子どもが何か食べられるメニュー」があるという安心感、そして実際においしく食べられるという体験は非常に価値があります。

ボリューム感・コスパ

子ども向け量としては十分と感じられましたが、年長〜小学生高学年になってくると物足りなさを感じるかもしれません。親としては、サイドメニューを追加するなどの調整をすることも視野に入れたいところです。価格帯としては、キッズメニューとして妥当なレンジ。クーポン活用やキャンペーン併用でコスパを上げられる可能性もあります。


③ おまけの紹介

ガストの低アレルゲンお子様カレーを楽しむだけでなく、子どもにとって嬉しい“おまけ要素”も多数用意されています。ここでは、ポイント制度・アンパンマングッズ・ガチャコインなどの仕組みを紹介します。

ポイント・グッズがもらえる制度

ガスト(およびすかいらーくグループ)では、子どもメニューを注文するとアンパンマングッズ交換券ミニグッズ(食器・シール・小冊子など)が付属することがあります。
我が家は3ポイント貯めてアンパンマンのポシェットと交換してもらいました(^^♪

きいちゃんお気に入りのおでかけカバンです☺

ガチャコイン制度

ガストには「キッズメニュー+ガチャコイン」がセットになる店舗もあります。子どもが食事後にガチャガチャを回せるようになっています。普段あんまり食べてくれない子でも、最後にご褒美があるとパクパク食べてくれたりするものですよね(´;ω;`)
アレルギー配慮メニューであっても、こうした遊び要素がつくことで「特別感」がプラスされ、子どもの満足度が上がるようです!


④ 注意点等紹介

外食でアレルギー対応メニューを利用する際には、安心感と同時に注意点も押さえておくべきです。ガストの低アレルゲンお子様カレーを例に、知っておきたいポイントを解説します。

調理過程での混入リスク(コンタミネーション)

ガストの公式アレルギー情報サイトには、次のような留意事項が記載されています:

「店舗での調理過程で本来メニューに含まれないアレルギー物質が意図せず混入する可能性があります。調理器具、食器、挙げ油、衣、食材の保管場所は共有しております」
つまり、たとえメニュー表で小麦・卵・乳不使用とされていても、調理器具や油などが共用であるため、微量混入の可能性を完全には否定できません。重度のアレルギーを持つ場合は、この点を理解したうえで、注文時にスタッフに混入対策を確認することが重要です。

表示と実際の差異

ガストでは、低アレルゲンメニューに関して特定原材料8品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ)を使わない設計と明記されています。ただし、状況により原材料が予告なく変更されることがあるとも公式に案内されています。
そのため、来店前または注文時に「今日の低アレルゲンお子様カレーは、○○も使われていませんか?」と確認することが推奨されます。

店舗・取り扱いの有無

低アレルゲンメニューが提供されるのはすべてのガスト店舗ではありません。すべてのキッズメニュー店舗で扱っているわけではなく、また仕入れ・地域版事情により取り扱いが変わることがあります。
出向く前に、公式サイトで「低アレルゲンメニューが使えるかどうか」チェックするか、最寄り店舗に直接問い合わせると安心です。

飲み物・調味料の混入リスク

低アレルゲンメニューでは、ドリンクバーを使用せず缶ジュースなどで提供される場合があります。これは、ドリンクバーの注ぎ口から発生する混入リスクを回避するための配慮です。
また、醤油やソースなどは「別添え」とされていたり、「大豆・小麦不使用のえんどう豆しょうゆ」を選択できる場合もあります。

年齢・量の適性

キッズ用低アレルゲンメニューは「小学生以下」を対象とする場合が多く、量はそれを基準に設定されています。大きめの子どもや食欲旺盛な子には物足りない可能性もあるため、追加サイドを調整するなど工夫が必要です。


まとめ

ガストが提供する低アレルゲンお子様カレーは、小麦アレルギーを持つ子どもにとって、外食時の貴重な選択肢です。
そのままでもおいしく食べられる構成、副菜やデザートがセットで付く満足感、さらにアンパンマングッズなどのおまけ要素が加わることで、「ただ食べる」ではなく「楽しむ」食事体験を演出しています。

一方で、共用器具の混入リスク、メニューの取り扱い可否、表示と実際のズレといった注意点も見逃せません。重度のアレルギーを持つ場合は、必ず店舗に事前確認をするなど慎重な歩みが必要です。

外食先で「子どもが食べられるものがあるかどうか」は、大きな安心感につながります。ガストの低アレルゲンカレーは、その安心感とともに、「親子で外食を楽しむ」機会を広げてくれる存在と言えるでしょう。